学びの日記

日々の勉強記録

弾性力学 | ひずみ

前回の続きの勉強。「弾性力学」第3章 ひずみ。

物体が外力を受けて変形するとき、各点の変位はひずみと回転の合成で表される。ひずみが局所の変形に相当する部分で、内部の面が決まると座標軸方向に伸び縮みする成分(垂直ひずみ)とひしゃげる成分(せん断ひずみ)に分けることができる。ひずみも応力と同様、面に応じて3成分が定まる量でテンソルで表される。応力と同じように主軸、主ひずみ、主ひずみ面が定義される。

ひずみから変位が一意に定まるという条件から、ひずみの適合条件式が6つ得られる。ひずみは6成分、変位は3成分だからひずみの成分は6つすべてが自由ではなく、この適合条件式を満たすことが必要十分条件になっている。

次回はこの変形と応力とを結びつけるところ。