学びの日記

日々の勉強記録

福島第一原発の廃炉

福島原発の処理水放出を巡る風評被害の対応についての記事。いま、事故の後処理はどんな状況で、今後どう進むのだろうと気になったのでまとめてみる。

www3.nhk.or.jp

福島第一原発の現状は?

東電のページがよくまとまっているので改めて書く必要がないくらいだが、以下の状況のようだ。

  • 1号機:燃料取り出しに向けがれきの撤去中。
  • 2号機:燃料取り出しの足場作成検討中。
  • 3号機:燃料取り出し中
  • 4号機:燃料取り出し済

www.tepco.co.jp

今後の廃炉の行程?

廃炉は次のステップで行われる。

第1期:~燃料取り出し着手 → 完了

第2期:~燃料デブリ取り出し着手 ← いまここ

・燃料取りだし:2031年度完了予定

 ・2号機燃料取り出し開始:2024-2025年度予定

 ・1号機燃料取り出し開始:2027-2028年度予定

第3期:~廃止措置終了:2040~2050頃

参考:東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ (案)

https://www.tepco.co.jp/decommission/information/committee/roadmap/pdf/2019/t191227_04-j.pdf

 

全国のほかの原発の状況は?

現在稼働しているのは以下の原発である。

参考:Wikipedia

ja.wikipedia.org

今後のエネルギー政策における原子力発電の位置づけ?

エネルギー基本計画では「安全性の確保を大前提に、長期的なエネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源」と位置づけており、安全性確保のもと「原子力発電所の再稼働を進める」としている。

2030年時点で目標とするエネルギーミックスでは原発:20~22%を想定している。

第5次エネルギー基本計画(平成30年)

https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/basic_plan/pdf/180703.pdf

第6次エネルギー基本計画素案(令和3年)

https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/2021/046/046_004.pdf