学びの日記

日々の勉強記録

タリバン

アフガニスタン情勢が緊迫化しているので、状況をまとめてみる。

これまでの経緯?

2001年9月、アメリ同時多発テロが発生。

2001年10月、米国などが、テロの首謀者ウサマ・ビンラディンの引き渡しに応じないアフガニスタンタリバン政権に攻撃を開始。約2ヶ月ほどで政権が崩壊。

2001年11月、ドイツのボンにて、暫定政府成立で合意(ボン合意)。翌年政府が発足。

2004年、カルザイが大統領に就任。

2014年、ガーニ大統領に政権交代

2014年、治安権限が国際治安支援部隊から政府に委譲。

参考:アフガニスタン基礎データ 外務省

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/afghanistan/data.html

なぜタリバンが進撃を進めている?

米軍の撤退に伴う動きであり、当初から懸念があったが事態の進展は想定以上に早かった。

2020年2月、トランプ大統領タリバンと以下の内容で合意。

2020年9月、政府、タリバンとの和平交渉を開始も難航。

2021年4月、バイデン大統領、撤退期限を9月に延長。

2021年8月、タリバン、各地で電撃作戦を展開し首都を掌握。大統領は出国し、政権が事実上崩壊。

なぜ米軍は撤退することにした?

年間数兆円になるアフガニスタンに駐留する経費負担が重いため。

国を壊し、去るのか 米軍撤退、アフガンにくすぶる懸念:朝日新聞デジタル

今後どうなる?

今後、タリバンが首都を制圧して再び政権を獲得し、旧来の極端なイスラーム主義にもとづく過酷な支配に戻る懸念が高まっている。